ちょっと寄り道~マララの母国 パキスタンの現状
忙しい最中、気分転換のためタイムシフトで
3/31日のNHKスペシャルを見ました。
そしたら、びっくりするようなパキスタンの現状を放送していました。
この平和な日本ではおよそ考えられない現実がそこにありました。
名誉殺人という名の下に親の言うことにさからった若い女性達が
親や親戚から殺されています。
逆らったといってもまだ6歳だから結婚したくないとか
好きな人がいるから、
父親が決めてきた人と結婚できないとかのもっともな理由なのにです。
この国には女性の人権はありません。
父親、親戚に逆らって駆け落ちしたら、
名誉をけがされたとされ、
追ってこられてでも殺されています。
今のこの時代でさえ年間900人もの女性が
名誉殺人の名の下に殺害されているそうです。
ノーベル平和賞のマララさんのことは知っていました。
イスラム過激派から命をねらわれて
今はイギリスで暮らしていることも知っています。
そんなマララが立ち上がったのはイスラム過激派からだけはでなく、
母国のそういった現状を変えたいという切なる願いでもあるようです。
本当にただただ びっくりしています。
父親から殺されかけて命拾いしたた女性は
絶対に父親を許せないと言います。
でも、また、いつ父親や親戚から殺されるかもしれず、
おびえて暮らしているとも言います。
実際に亡くなった人はどんな気持だったでしょう。
ひどい話すぎて言葉を失います。
悲しすぎる現実です。
http://www.nhk.or.jp/docudocu/program/3530/2098007/index.html