実りの秋 "はで"の風景~久井町山中野2011.10月
今はもう珍しい風景になっている”はで”の風景 ♪
コンバインで稲刈りをすると、米はすぐに米袋に入り、
稲ワラはコンバインが切って田んぼに落としていきます。
長いワラがいる場合は、コンバインが切らずに落とす様
設定して使います。
だから上の写真のような天日干しというのは、今や珍しいのです。
22年稲刈りをしてきたせんチャンちも、もち米の田んぼだけは
手で刈り取って、上のようにはでにしていましたが、
小さい田んぼでもせんチャンのお母さんと2人で1日がかり!
はでにするのは大変でした。
もち米は何年かしたら作らなくなったので、良かったって感じでした ♪ (笑)
コンバインで稲刈りする時も、田の四角とか斜めの所は手で刈り取ります。
その上、せんチャンちでは、田植え機で植えた植え田の端にさらに2筋、
手植えしてあったので、ぐるり1周、全て2本ずつ手で刈り取り、ときには法面にまであり、
3本手で刈り取っていました。
だから、1町5反 稲刈りするだけでも1週間かかり、大変でした。
今は、仙石組の敷地になったり、自然薯畑になったりで
お米は作る面積も減りました。
それでも大変なのですが、今は幸い作って下さる方がいて
お願いしています。
本当に助かり、感謝しています。
食べるお米は自分の田のものなので、安心です。